ブルガリアンスクワットとは?効く部位・効果・正しいやり方を徹底解説

ブルガリアンスクワットは、片脚を前に出し、もう片方の脚を後方の台やベンチに乗せて行う下半身トレーニングの一種です。片脚で体を支えながら動作を行うため、通常のスクワットよりも太ももやお尻に負荷がかかりやすく、下半身の引き締めや筋力アップを目指すトレーニングとして多くの人に取り入れられています。
当記事では、ブルガリアンスクワットの基本知識から効く部位、期待できる効果、正しいやり方、効果を高めるポイントまで詳しく紹介します。下半身を鍛えるトレーニング種目を探している方や効率よく脚やお尻を鍛えたい方はぜひ参考にしてください。
目次
Toggleブルガリアンスクワットとは?

ブルガリアンスクワットとは、片脚を前に出し、もう片方の脚を後方の台やベンチに乗せて行うスクワットの一種です。通常のスクワットとは異なり、片脚で体重を支えながら動作を行うため、下半身にしっかりと負荷をかけやすいトレーニングとして知られています。
また、体のバランスを保ちながら動作を行う必要があるため、姿勢を意識して行うことも重要です。特別な器具がなくても椅子やベンチがあれば実践できるため、自重トレーニングとして自宅でも取り入れやすいのが特徴です。下半身を中心とした筋力トレーニングのおすすめ種目として、多くのトレーニングメニューに取り入れられています。
ブルガリアンスクワットはどこに効く?

ブルガリアンスクワットは、太ももやお尻、内ももなど下半身の筋肉を中心に鍛えられるトレーニングです。
ここでは、ブルガリアンスクワットで鍛えられる主な筋肉を紹介します。
太ももの前側・裏側の筋肉
太ももの前側には、大腿四頭筋と呼ばれる筋肉があります。大腿四頭筋は膝を伸ばす動作に関わる筋肉で、歩行や階段の昇り降りなど日常生活の多くの動作で使われています。ブルガリアンスクワットでは、体を持ち上げる動作の際に膝を伸ばす働きが必要になるため、大腿四頭筋を鍛えられるでしょう。
太ももの裏側には、ハムストリングスがあります。ハムストリングスは大腿二頭筋・半腱様筋・半膜様筋を合わせた総称で、膝を曲げたり、股関節を後ろへ伸ばしたりする動作に関わる筋肉です。ブルガリアンスクワットでは股関節を曲げ伸ばししながら体を上下させるため、太ももの裏側の筋肉にも刺激が入りやすくなります。
太ももの内側の筋肉
太ももの内側には、内転筋群と呼ばれる筋肉があります。内転筋群は脚を内側へ引き寄せる働きを持ち、下半身の安定性に関わる筋肉です。
ブルガリアンスクワットでは片脚で体を支える姿勢になるため、体が左右に傾かないよう内転筋が働きます。内ももの筋肉が安定して働くことで、脚全体のバランスが保たれやすくなります。下半身の安定性を高めたい場合にも、意識して鍛えておきたい筋肉と言えるでしょう。
お尻の筋肉
お尻には主に大殿筋と中殿筋があります。大殿筋は体の中でも比較的大きな筋肉で、股関節を伸ばす動作に関わります。ブルガリアンスクワットでは体を持ち上げる際に股関節が伸びるため、大殿筋が働きやすくなるのが特徴です。
また、中殿筋はお尻の外側に位置する筋肉で、骨盤を安定させる役割があります。ブルガリアンスクワットは片脚で体を支えるため骨盤が左右に傾きやすくなりますが、中殿筋が働くことで姿勢が保たれやすくなるでしょう。
ブルガリアンスクワットで期待できる効果
ブルガリアンスクワットは太ももやお尻といった大きな筋肉を中心に刺激できるため、体のラインづくりや運動能力の向上など、さまざまな効果が期待されています。
ここでは、ブルガリアンスクワットによって期待できる主な効果を解説します。
お尻・太ももを中心に引き締められる
ブルガリアンスクワットでは、大殿筋や大腿四頭筋といった下半身の大きな筋肉を集中的に使います。体を上下させる動作の中で、お尻や太ももに筋肉への負荷がかかりやすいため、引き締めを目指すトレーニングとして取り入れられることが多いです。
特にお尻と太ももの境目に刺激が入りやすく、ヒップアップを目指すトレーニングとして取り入れられることもあります。継続して行うことで、脚全体のラインが整いやすくなり、引き締まった印象の下半身を目指せるでしょう。
体の安定感が高まり姿勢が整う
ブルガリアンスクワットは片脚で体を支えながら行うため、バランスを保つ筋肉も自然と働きます。脚の筋肉だけでなく、腹筋や背筋といった体幹の筋肉も使われるため、体の安定感を高める効果が期待できるでしょう。
また、太ももの裏側やお尻の筋肉をしっかり使うことで、骨盤の位置が安定しやすくなると言われています。骨盤周りの筋肉が働くことで、姿勢を整えるサポートにもつながるでしょう。
消費カロリーが増え痩せやすい体を目指せる
ブルガリアンスクワットは、下半身の大きな筋肉を効率よく動かせるトレーニングです。脚やお尻は体の中でも筋肉量が多い部位であるため、筋肉を動かすことでエネルギー消費量が高まりやすくなります。
また、筋肉量が維持・増加すると基礎代謝の向上も期待されます。基礎代謝が高まると、日常生活の中でもエネルギーを消費しやすくなるため、体づくりやダイエットのサポートにもつながるでしょう。
ブルガリアンスクワットの正しいやり方

ここでは、ブルガリアンスクワットの正しいやり方を紹介します。
- 椅子やベンチなどの台を用意して60~90cmほど前に背を向けて立ち、片方の足の甲を台の上に乗せてもう片方の足で体を支える姿勢を作る。
- 前足に体重を乗せ、背筋を伸ばして胸を軽く張り安定した姿勢を保つ。
- 前足の膝を曲げながらお尻を後ろに引くイメージで体をゆっくり下ろし、太ももが床と平行に近づく位置まで腰を落とす。
- 前足で地面を押すようにして体をゆっくり持ち上げ、元の姿勢に戻る。
- 設定回数を行った後、反対側の脚でも同じ動作を繰り返す。
左右それぞれ同じ回数で行うことが、筋力バランスを整える上でも重要です。最初は左右10回ずつを目安に2~3セット程度から始めると無理なく取り組みやすくなります。
動作に慣れてきた場合は、回数やセット数を調整しながら継続していくことで、下半身の筋力強化や引き締め効果を実感しやすくなるでしょう。
ブルガリアンスクワットの効果を高めるポイント
ブルガリアンスクワットの効果を高めるためには、膝やつま先の向き、脚幅、負荷のかけ方などを意識することが大切です。
ここでは、ブルガリアンスクワットの効果を高めるためのポイントを紹介します。
膝とつま先の正しい位置を意識する
ブルガリアンスクワットでは、膝とつま先の位置や向きを意識しながら動作を行うことが重要です。膝がつま先より大きく前に出ると、重心が前方に偏り膝関節への負担が大きくなる場合があります。膝を曲げたときにつま先の真上、もしくは少し手前あたりにくる位置を目安にするとよいでしょう。
また、膝の向きが内側に入ったり外側に広がったりすると、関節に余計な負荷がかかる可能性があります。膝はつま先と同じ方向に向けたまま曲げることを意識するのがポイントです。
足幅に変化をつける
ブルガリアンスクワットは、脚の幅によって刺激を受けやすい筋肉が変わります。脚幅をやや狭くすると太ももの前側にあたる大腿四頭筋に刺激が入りやすくなるのが特徴です。一方、脚幅を広めにするとお尻の筋肉である大殿筋や、太ももの裏側にあるハムストリングスへ負荷がかかりやすくなります。
自分が引き締めたい部分や強化したい筋肉に合わせて、フォームを調整しながら取り組むとよいでしょう。
慣れてきたらダンベルで負荷をかける
ブルガリアンスクワットはやや難易度の高いトレーニングですが、自重でも十分に負荷がかかります。負荷が足りないと感じる場合は、ダンベルを使用してトレーニング強度を高めるのもおすすめです。
両手にダンベルを持つことで負荷が増え、筋肉へより強い刺激を与えられます。ただし重量が増えるとバランスを崩しやすくなるため、無理のない範囲で取り入れることが大切です。
まとめ
ブルガリアンスクワットは、太ももやお尻、内ももなど下半身の筋肉をバランスよく鍛えられるトレーニングです。片脚で体を支えながら動作を行うため、筋力トレーニングだけでなく体幹や姿勢の安定にもつながる運動として多くのトレーニングメニューに取り入れられています。正しいフォームを意識しながら継続することで、下半身の引き締めや筋力強化を目指せるでしょう。
スポーツクラブNASではさまざまなトレーニングマシンを用意しているため、太ももだけでなく気になる部位を効率よく鍛えられます。専門知識を持ったスタッフによるサポートもあるため、ジム初心者でも安心してトレーニングに取り組めます。まずはお近くの店舗をご確認ください。
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