ジム初心者向け!選び方のポイントやマナー、必要な持ち物を解説
「運動不足を解消したい・理想の体づくりに向けて鍛えたいものの、自宅でのトレーニングは続かない」という方の多くが第一の選択肢として挙げるのがトレーニングジムです。
近年、ジム利用者は性別・年齢問わず増えており、全国各地で店舗も増加しました。しかし、ジムの利用経験がない初心者にとっては店舗数の多さから、「どれを選べばよいのか」と悩んでしまうこともあるでしょう。
そこで今回は、ジムを選ぶポイントから初心者が身につけておくべきマナー、さらにジム通いに必要な持ち物まで詳しく説明します。ジム初心者やジム選びに不安がある方は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
Toggle初心者向けジムの選び方のポイント
トレーニングジムでは、鍛えたい部位ごとに適したウェイトやマシンが豊富にそろっており、自宅ではできないさまざまなトレーニングを行えます。筋トレをストイックに続ける方や、筋肉がついて引き締まった体の方が周りにいるという環境で、モチベーションを維持しながらトレーニングができる絶好の場所と言えるでしょう。
しかし、初めてジムに通おうとしている方にとって、最初の難関となるのが「ジム選び」です。日本ではジムが全国各地に点在しており、特徴や種類も細かに異なるため、どのジムが適しているのかが分からない方も多くいるでしょう。
そこでまずは、初心者に向けてジムを選ぶ際のポイントを3つ紹介します。
ジムの形態から選ぶ
ジムとひとくちに言ってもさまざまな形態があり、形態によって特徴も異なります。
ジムの形態 | 特徴 |
---|---|
スポーツジム | ジムと聞いて多くの方がイメージする、最も一般的なジムの形態で、筋肉を鍛えることに特化した施設です。筋トレやダイエット、リラクゼーションなどのさまざまな目的をもつ方が利用します。施設内には、ランニングマシンやトレーニングマシンをはじめとした設備が導入されており、自分のペースで自由にトレーニングできます。マシン・器具のほか、スタジオやお風呂・プール、さらにサウナといった施設も整備されています。 |
パーソナルジム | 専属トレーナーによるマンツーマン指導を受けられるジムの形態です。目的に応じたトレーニングのほか、食事指導も含めたプログラムを提案・サポートしてくれます。 |
公営ジム | 自治体が運営するジムです。利用料金は都度払いとなっており、民間企業が運営するジムと比較して金額も安くなっています。 |
パーソナルトレーニングジムは、トレーナーがマンツーマンでサポートしてくれるため、目標に応じたトレーニングを効率よく継続することが可能です。その分利用料金が高いほか普段の食事にも指導が入るため、初心者にはやや厳しい点もあるでしょう。
公営ジムは利用コストが安く済む一方で、営業時間が短く設備も古いケースが多く、モチベーションを維持できない可能性があります。
スポーツジムやフィットネスクラブは、パーソナルトレーニングジムと比較して利用料金が安く、24時間営業の店舗も増えています。また、オプションサービスとして専任トレーナーからの指導が受けられるコースを用意しているジムもあります。
こうした点から、初心者は会員制スポーツジムまたはフィットネスジムが特に向いていると言えるでしょう。
通いやすさから選ぶ
ジムは、週2回・月2回といった頻度で最低でも2~3か月以上は定期的に通うこととなります。そのため、ジム選びにおいては「通いやすいかどうか」も重要なポイントです。
どのような場所が通いやすいと感じるかは、人によって異なります。例えば平日に自宅から電車で数駅の場所にあるオフィス街で働く方であれば、自宅近くのジムよりも会社近くのジムのほうが負担は少ないでしょう。反対に、基本的に自宅近くを生活圏内とする方の場合、自宅から徒歩や自転車で行ける距離のジムがおすすめです。
なお、ジムによっては複数店舗を相互利用できるケースもあります。会社と自宅の近くに同じジムがあれば仕事帰りはもちろん、休日にも気軽に通えるでしょう。
体験・見学できるジムから選ぶ
ジム選びの際は、本入会前の体験・見学ができるかをチェックしておきましょう。
各ジムの特徴や設備の充実度は、公式ホームページからでもある程度把握できます。しかし、ジムの雰囲気やトレーナーの対応、利用者の属性などは、実際に目で見て確認しない限り細部まで把握できません。
広いジムや豊富なマシンが導入されたジムは当然魅力的ですが、ジム通いのモチベーションを大きく左右する要素はジムの雰囲気やトレーナーの対応にあります。費用を出して入会契約を結んだ後に「このジムは自分には向いていない」と考えてしまわないためにも、まずは体験・見学することがおすすめです。
なお、ジムの見学は基本的に無料です。体験入会はジムによって無料な場合もあれば、通常料金の半額などで設定している場合もあります。
初心者が身に付けておくべきジムのマナー
基本的に、ジムには独自の基本マナーがあります。トラブルを避けて、すべての会員が気持ちよく利用するためにも、ジムならではのマナーをあらかじめ理解しておきましょう。
下記は、初心者が特に身に付けておくべきマナーです。
マシンを独占しない |
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ジムには数種類のマシンが導入されていますが、その数には限りがあります。ジムによっては、特定の種類のマシンが1つしかないこともあるでしょう。 1人でマシンを独占すると、ほかの会員が利用できなくなります。たとえ近くに順番待ちをしていそうな方がいなくても、ほかのトレーニングをしつつマシンの空きを待つケースもあるため、どのような状況においても長時間利用は避けましょう。 |
器具の使用後は綺麗にする |
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基本的に、ジム内には各所にアルコール・タオルが設置されています。これらは、マシンや器具の拭き掃除に使用するものです。マシンや器具の使用後は、触れた部分にアルコール拭きをして綺麗にしましょう。 ジム内のマシンや器具を使おうとしたときに汗が付着したままだと、次に利用する方が不快に感じてしまうでしょう。たとえ汗をかかないレベルの軽いトレーニングであっても、次の方が気持ちよく利用できるよう必ず綺麗にして去りましょう。 |
大きな声・音を出さない |
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重量のある器具を持ち上げるような負荷のかかるトレーニングを行う際、つい声が漏れてしまったり、勢いよく器具を置いたりする方も多いでしょう。多少声が出てしまう分には問題ありませんが、ほかの利用者を驚かせてしまうほどの大きな音はマナー違反です。 また、ジム内では大きな声での会話・通話も極力避けましょう。特に気を付けなければならないのは携帯の消音(マナーモード)設定です。通知音や着信音はほかの利用者の集中力を大きく妨げる要因となるため、携帯から音が鳴らないよう事前に設定しておきましょう。 |
上記は、どのジムでも共通する基本中の基本のマナーです。ジムによっては写真撮影が禁止されていたり、シャワールームの基本利用時間が決まっていたりするため、利用するジムごとの決まりをしっかりと確認しましょう。
なお、ジムで体験・見学するときや初めてジムに入会したときには、基本マナーを含むジム内でのルールについてスタッフから詳しく説明してもらえるので、安心してください。
初めてのジム通いに必要な持ち物とは?
ジムに通うにあたって準備すべき持ち物としては、下記が挙げられます。
ジムに通う際の基本的な持ち物 |
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ジムによっては、会員証がない場合もあります。また、トレーニングウェアやトレーニングシューズは専用のものでなくてはならないというルールはなく、動きやすい服装であれば問題ありません。
ジム内のシャワールームを利用する場合は、バスタオルや洗面用具、着替えを持っていくとよいでしょう。
また、ジムには自動販売機やウォーターサーバーが設置されているほか、ウェアやシューズ、タオルをレンタル・購入できるところもあります。したがって、必ずしも上記に示したすべての持ち物が必須となるわけではありません。自身の状況やジム内の設備に応じて、必要な持ち物を準備するとよいでしょう。
まとめ
ジムを選ぶ際に初心者が留意すべきポイントは、「ジムの種類」「通いやすさ」「体験・見学の可否」の3つです。
ジムにはさまざまな種類がありますが、初心者の場合は会員制スポーツジムやフィットネスジムが特におすすめです。これらのジムは、全国各エリアに多店舗を展開している傾向にあります。異なる店舗の相互利用ができるケースも多く、通いやすさにも長けていると言えるでしょう。
「スポーツクラブNAS」は、ジムはもちろんスタジオやプール、アミューズメントなど豊富な施設を取り揃えているほか、専門知識を持ったトレーナーがトレーニングをサポートします。初心者でも楽しんで通えるジムを探している方は、ぜひスポーツクラブNASの店舗にお気軽にお問い合わせください。
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