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筋トレ後に「やってはいけないこと」「やること」は?食事のポイントも

筋トレ後に「やってはいけないこと」「やること」は?食事のポイントも

筋トレを頑張っても、トレーニング後の過ごし方を誤ると筋肉がうまく成長しないことがあります。筋トレ後は、筋肉の修復や合成が活発に行われる重要な時間帯です。水分補給を怠ったり、食事のタイミングを逃したりすると、せっかくのトレーニング効果が半減してしまう恐れがあります。

当記事では、筋トレ後にやってはいけないことや、筋肉を効率的に育てるための行動、食事の取り方を詳しく解説します。正しいアフターケアで、より理想的な身体づくりを目指しましょう。

筋トレ後にやってはいけないことは?

筋トレの効果を最大限に引き出すためには、トレーニング後の過ごし方が重要です。筋肉の回復を妨げる行動をしてしまうと、せっかくの努力が無駄になることもあります。ここでは、筋トレ後にやってはいけないと言われているNGポイントを解説します。

NGポイント1:水分を取らない

筋トレ後に水分を取らないのは、体に大きな負担をかける危険な行為です。人間の体の約60%は水分で構成されており、わずか2%失うだけで集中力や運動パフォーマンスが低下します。発汗によって水分や塩分が失われると、体温調整が難しくなり、脱水症状や筋肉のけいれん、循環不全を引き起こす恐れがあります。

トレーニング後は、失った水分量の1.5倍を目安に補給するのが理想です。スポーツドリンクなど塩分と糖分を含む飲料を選ぶと、体への吸収が早くなります。喉の渇きを感じてからではすでに遅いため、トレーニング直後からこまめに水分を取る習慣をつけましょう。

出典:日本スポーツ振興センター「パフォーマンスに差を生み出す水分補給作戦」/

NGポイント2:糖質を取らない

筋トレ後に糖質を取らないのは、回復を妨げる行動です。糖質は体を動かすための主要なエネルギー源であり、トレーニングで消費された筋グリコーゲンを補う役割を持ちます。糖質が不足すると筋肉の分解が進み、筋トレの効果が半減してしまいます。

厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、糖質の理想的な摂取量を1日の総エネルギーの50~65%としています。1日に必要なエネルギーが2,000kcalの人の場合、約1,000~1,300kcalが糖質から取るべきエネルギーで、これはおよそ250~325gに相当します。筋トレ後はご飯や果物などから適度に糖質を補給し、エネルギーと回復の両方をサポートしましょう。

出典:alic 独立行政法人 農畜産業振興機構「砂糖とスポーツ」

出典:厚生労働省「1-4 炭水化物」

NGポイント3:お酒を多く飲む

筋トレ後にお酒を多く飲むのは、トレーニング効果を下げる行動と言われています。一部の研究では、筋トレ後の飲酒が筋肉の合成を3割ほど低下させる可能性があるとも指摘されています。アルコールは筋タンパク質の合成を妨げ、筋肉の修復を遅らせるほか、成長ホルモンの分泌を抑える作用があるとされています。

また、利尿作用により体内の水分やミネラルが失われ、筋肉痛の回復を遅らせることもあります。筋トレ後の飲酒は回復を妨げる恐れがあるため、少なくとも2時間はお酒を控えましょう。

NGポイント4:十分な睡眠を取らない

筋トレ後に十分な睡眠を取らないのは、筋肉の回復を妨げることにつながります。睡眠中は筋肉の修復や合成が最も活発に行われる時間であり、特に深い眠り(ノンレム睡眠)では成長ホルモンが多く分泌されます。成長ホルモンは筋肉の回復と強化に欠かせないため、睡眠不足が続くとトレーニング効果が十分に得られなくなります。

また、睡眠不足は筋肉の成長を促すテストステロンの分泌を減らし、筋分解を促すコルチゾールを増加させるため、筋力低下の原因にもなります。質の高い睡眠を取ることで筋肉や関節、免疫の回復も促され、次のトレーニングで最大限のパフォーマンスを発揮できるようになります。

NGポイント5:筋肉を冷やす

筋トレ後に筋肉を過度に冷やすのは、筋肥大を妨げる可能性があるため注意が必要です。筋肉を冷やすことは痛みや炎症、腫れを抑える目的では有効ですが、成長を促す段階では逆効果になる場合があります。冷却によって血管が収縮し、筋肉への血流が減ることで、酸素や栄養素の供給が滞り、筋タンパク質の合成が一時的に抑えられてしまいます。

そのため、筋肥大や回復を目的とする場合は、温めて血流を促進する「温熱療法」のほうが適しています。温めることで「HSP(ヒートショックプロテイン)」と呼ばれる修復タンパク質の働きが活性化され、筋分解の抑制や修復促進に役立ちます。筋肉を冷やすのは、あくまで炎症や強い痛みがあるときに限定しましょう。

NGポイント6:水分不足の状態でサウナに入る

筋トレ後に水分補給をせずサウナへ入るのは、脱水や体調不良を招く危険な行為です。筋トレ直後の体は大量の汗をかき、水分とミネラルが失われているため、サウナに入るとさらに体内の水分が奪われます。その結果、脱水症状やめまい、筋肉のけいれん、循環不全などを引き起こす恐れがあります。

サウナは血流を促進し疲労回復に役立つ一方で、利用のタイミングを誤ると逆効果になります。筋トレ直後は心拍数や体温が高い状態のため、少なくとも30分~1時間は休息を取り、スポーツドリンクなどで十分に水分と電解質を補給してから入りましょう。無理をせず、体調が落ち着いてから利用することが安全です。

筋肉量を増やすために筋トレ後にやることは?

筋肉量を増やすためには、トレーニング後の「回復プロセス」を整えることが大切です。筋トレ直後は筋肉が損傷し、エネルギーも消費されているため、修復と再生のための環境を整える必要があります。以下のポイントを意識して、効率的に筋肉を育てましょう。

水分補給をこまめに行う 汗とともに失われた水分やミネラルを補給し、脱水や筋肉のけいれんを防ぎます。
栄養を摂取する 筋肉の材料となるタンパク質と、エネルギー源の糖質をバランスよく摂りましょう。プロテインやおにぎりなどをトレーニング後30分以内に摂るのが理想です。
深い睡眠を確保する 成長ホルモンの分泌が活発になる深い眠り(ノンレム睡眠)をしっかり取ることで、筋肉の修復と合成を促します。
筋肉を冷やしすぎない 炎症や痛みがない場合は、温めて血流を促進するほうが筋肥大に効果的です。
ストレッチで筋肉をほぐす 筋肉の緊張を和らげ、血流を良くすることで回復を早めます。

筋肉を育てるには「鍛える」だけでなく「休ませ、整える」ことも同じくらい重要です。水分・栄養・睡眠・ケアを意識して、トレーニング効果を最大化しましょう。

筋トレ後の食事のポイント

筋トレ後の食事は、筋肉の修復と成長を支える重要なタイミングです。どのような栄養素を、いつ、どのように摂るかによって、トレーニング効果は大きく変わります。ここでは、筋トレ後の食事のポイントを解説します。

食事はトレーニング直後がおすすめ

筋トレ後の食事は、筋肉の回復と成長を促す上で最も重要なタイミングです。栄養補給を行うことで、エネルギー源のグリコーゲンを速やかに回復させ、筋肉の分解を防ぐことができます。

特に、筋肉の材料となるタンパク質と、エネルギーを補う糖質をバランスよく摂取することが大切です。疲労が強いときは、消化の良い食べ物やプロテインドリンクなどを利用し、少量ずつ分けて摂るのもおすすめです。トレーニング直後の食事を意識することで、筋肥大と回復を効率的にサポートできます。

筋トレ後は速やかに糖質とタンパク質を摂取する

筋トレ後は、できるだけ早く糖質とタンパク質を摂取することが理想的です。トレーニング直後は筋肉中のグリコーゲンが消費され、筋肉の修復にもエネルギーが必要な状態です。このタイミングで糖質を摂取することで、筋肉のエネルギー源であるグリコーゲンの回復が促進され、疲労の軽減にもつながります。

また、タンパク質を合わせて摂取することで、筋肉の材料となるアミノ酸が供給され、筋タンパク質の合成がスムーズに進みます。すぐに食事が難しい場合は、おにぎりやバナナ、プロテインドリンクなどの補食を活用するとよいでしょう。筋トレ後1時間以内の栄養補給が、筋肉を効率よく成長させるポイントです。

主食・主菜・副菜を基本にしてバランスよく栄養を摂取する

筋トレ後の食事では、特定の栄養素だけでなく、主食・主菜・副菜をそろえたバランスの良い食事が大切です。主食(ご飯・パン・麺類)で糖質を、主菜(肉・魚・卵・大豆製品)でタンパク質を、副菜(野菜・きのこ・海藻)でビタミンやミネラルを補うことで、筋肉の修復とエネルギー補給を同時にサポートできます。また、牛乳・乳製品や果物も取り入れると、カルシウムやビタミンCなどの栄養素を補えます。

特に、筋肉の回復にはビタミンB群が欠かせません。糖質をエネルギーに変えるビタミンB1や、タンパク質の代謝を助けるビタミンB6を含む食品を意識的に摂るとよいでしょう。

まとめ

筋トレ後は「鍛える」だけでなく「回復を整える」ことが大切です。水分補給・栄養摂取・睡眠・ストレッチの4つを意識することで、筋肉の修復と成長を効率的にサポートできます。

主食・主菜・副菜をそろえた食事を心がけ、ビタミンやミネラルも補うことで、体の内側から筋肉の回復を助けられます。正しいアフターケアが、次のトレーニング効果を最大化するポイントとなります。

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